内臓への施術で毒素を排泄できる体へ。

◇アトピー性皮膚炎

■日本皮膚科学会のアトピー性皮膚炎の定義

 

「アトピー性皮膚炎は、増悪・寛解を繰返す、そう痒のある湿疹を主病変とする疾患であり、患者の多くはアトピー素因を持つ。」

 

診断基準は、痒み、湿疹の状態や場所、慢性であるかどうか、の3つです。

 

接触性皮膚炎、脂漏性皮膚炎、手湿疹など、病名のつけられるものは診断から除外します。

 

湿疹の原因については、自分で判断しづらいものもありますので、病院で診察を受けるといいでしょう。

 

 

◇アトピー皮膚炎の症状

■我慢できないかゆみ

 

アトピー性皮膚炎の症状はかゆみを主体とする湿疹と、皮膚炎は湿潤性及び乾燥性のものが出ます。

 

かゆみから皮膚を掻いてしまうので、その掻き傷自体も症状になっています。

傷だらけの患部はバリア機能が低下しているため、その状態から皮膚感染症になると、通常より重い症状になりやすいです。

 

かゆみ自体が相当なストレスであり、かゆみのせいで眠れず、体力を削られ、体調や自律神経のバランスを崩すことも少なくありません。

 

ストレスがかかることで湿疹やかゆみが悪化し、さらに悪循環に陥りがちなのが、アトピー性皮膚炎です。

 

■皮膚が割れる

 

アトピーの皮膚はターンオーバーの周期が短く、保湿力や表皮の強度が弱い状態です。

 

皮膚がピンと張ることにより遊びがなくなり、指を曲げたりすると割れたりします。

 

仕事で手を主に使う方にとっては非常に辛い症状です。

 

 

◇一般的なアトピー性皮膚炎の原因

■アレルギー

 

原因のはっきりしないものが「アトピー性皮膚炎」とされる傾向にあるため、原因が特定できません。

 

要因として挙げられるものには、遺伝的素因(もともとアレルギーの出やすい体質であるなど)の他、食生活、体内及び体表の細菌のバランスなどがあります。

 

また、環境の要因も複数挙げられ、皮膚や住環境の清潔を保つ、皮膚刺激を避けるなど、生活面を意識することで、寛解(かんかい・症状が落ち着き、ほぼなくなった状態)とまでは行かずとも、症状を軽減させたり、更なる悪化を回避したりすることは可能です。

 

 

◇病院・皮膚科のアトピー性皮膚炎の現状

■症状を緩和せせる方法

 

湿疹の改善やかゆみ止めのための塗り薬、抗アレルギーの内服薬、皮膚を保護するための軟膏などを使うことが多いでしょう。

 

以前に外国製の「ステロイドを使っていない、アトピー性皮膚炎の治療薬」が、実際には強力なステロイドが使われていたとして、ニュースになりました。

 

アトピー性皮膚炎の患者様の辛さにつけこんで、成分を偽証した薬を販売するという事件は、これまで何度もあったそうです。

 

ただでさえ弱っている皮膚に使用するものですから、成分がきちんと検証・公表されているもの、病院で処方されるものなどを選ぶようにしたいものです。

 

上記のようなこともあり、「ステロイド」というものを一律に怖いもの、悪いものと考えてしまう姿勢も一部にあるようですが、用量や用法を守って使用する分には、必要以上に怖がったり避けたりする必要はありません。

 

ステロイドはあくまでも症状を一時的に止めるものであり、原因を治すものではありませんが、アトピー性皮膚炎によるストレスを和らげてくれるものですので、不安があれば医師と相談した上で、上手に使っていくといいでしょう。

 

 


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